「OM-1」の全画素AFとマクロレンズの相性良さそう

「OM SYSTEM OM-1」は全画素AF ( 1053点オールクロス像面位相差クアッドピクセルAF ) を採用しており、タンポポの綿毛をマクロ撮影してみたところ全画素AFとマクロレンズの相性が良さそうです。

ここ数年はパナソニック「G8」「G9」と乗り継いできたのですが、DFDテクノロジーベースのコントラストAFとマクロ撮影の相性が個人的に悪く、マクロレンズの稼働率が落ちており、今回「OM-1」購入にあたってマクロレンズとの組み合わせに期待していたのですが、期待通りの結果に。まだ1回か撮り行っておらず結論付けるの時期尚早ですが、ファーストインプレッションを少しだけ。

OM-1

接写時のAF性能に注目して撮った1枚。タンポポの綿毛をググっと寄って撮ったのですが、フォーカシングでストレスが溜まる事はなかったです。このシーンを14枚ほど少しずつ構図を変えながら撮ったところ、ピントを外した写真は1枚もなく、2枚ほどソフトフォーカスというかピント位置がズレなモノがあったぐらい。ちなみに手持ち撮りです。

自分の地域では桜は終わってしまいましたが、5月に入れば薔薇の季節に入り、その次は紫陽花が控えているので積極的にマクロレンズを使ってみたくなってきました。OMデジタルがレンズロードマップで予定している「マクロPROレンズ」の登場が楽しみ。

OM-1

マクロ域ではない構図でも60マクロとの組み合わせで撮影。最近花撮りはシグマ「56mm F1.4 DC DN | Contemporary」で撮る事も多いのですが、両レンズとも捨て難いし「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」もハーフマクロ的な感じでボケ味が滑らかなので良い意味で悩ましい選択肢。

今回「OM-1」と「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」の組み合わせでマクロ撮影してみましたが、純正ならではなの良さを感じました。

先程パナソニックのDFDテクノロジーに触れましたが、発売されたばかりの「GH6」で進化している感じなので、どのくらい向上しているのか気になるところ。今後パナソニックがスチルコンセプトのMFT機を予定しているのかどうか、その機種はコントラストAF (DFD) を搭載しているのか、像面位相差AFを搭載しているのか色々想像してしまいます。


OMデジタル 製品紹介 : OM SYSTEM OM-1
OMデジタル 製品紹介 : M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

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