「OM-1」でもシグマ「56mm F1.4 DC DN | Contemporary」の組み合わせ良さそう

マイクロフォーサーズ用のシグマ「56mm F1.4 DC DN | Contemporary」の焦点距離は35mm換算 : 112mmで焦点距離的に人を選ぶレンズなのですが、個人的に花撮りで重宝している1本になります。先日購入したOMデジタル「OM SYSTEM OM-1」に装着して使い始めていますが、引き続き花撮りで重宝しそうな予感。

「OM-1」を使い始めるまで愛用していたパナソニック「LUMIX G9」はコントラストAF (DFDテクノロジー) を採用しており、私のカメラ設定・撮り方においてDFDとマクロレンズとの相性が悪く、マクロレンズの使用率が落ちた隙間を埋めてくれたレンズが「56mm F1.4 DC DN | Contemporary」なんです。

SIGMA

このレンズはAPS-Cセンサー搭載カメラでポートレート用途をメインに開発した中望遠単焦点レンズと思いますが、何気に花ポートレートとして意識しながら撮ると楽しいレンズでもあります。

SIGMA

もちろんマクロレンズほど寄れないレンズなので代替レンズになりませんが、新しい花撮りの世界を見せてくれる中望遠レンズかも。F1.4レンズなのでマイクロフォーサーズ機でもボケ味を楽しめるレンズになります。このレンズは逆光・半逆光時にレンズフードをしないと " ゴースト " が顕著になる時がありますが、花撮りの場合は見下ろしたり被写体に対して低い位置で水平で撮る事が多いのでゴーストが問題になる事は少ない印象。

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「OM-1」の全画素AFと「56mm F1.4 DC DN」の相性がどうなのか、少し心配でしたが実際に撮影してみて大きな問題はありませんでした。このレンズを絞り込むとパキっとするので、あまり絞り込むと花びらの独特な柔らかさを失ってしまいます。その反面アート写真的なニュアンスが出てくる時も…上記の桜写真はF4.5まで絞っており、柔らかい桜の花びらがカリカリ描写になっています。

マイクロフォーサーズ機でもこの中望遠焦点距離でF1.4だと被写界深度が浅いので、花を面で捉える時はF1.4でも大丈夫ですが、少し立体的に感じる構図で撮る時は個人的にF2.8を基準にしてF値を調整して撮る事が多いです。そんな事を言いながら紫陽花と彼岸花写真は " F1.4 " で撮っています…^^;

今後も「OM-1」との組み合わせで「56mm F1.4 DC DN」をまだまだ使い続けていこうかと。純正レンズにはない魅力が詰まったレンズかもしれません。焦点距離とAFの挙動に合う合わないが出てくると思うので、店頭もしくは知人が所有していのであれば実際に手に取って試してみる事をお勧めします。


シグマ レンズ : 56mm F1.4 DC DN | Contemporary

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