OMデジタル「OM SYSTEM OM-1」と共に2世代目にあたる大三元レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」の試し撮りを続けていますが、体感的に逆光耐性が向上しているように感じます。2枚の作例をベースに所感を書いてみようかと。2枚の画像はJpeg撮って出しの状態のままです。
「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」の光学設計は初代のI型レンズと同じ。しかし " 非球面レンズ製造技術 " を施す事でレンズ表面の散乱を抑制しフレアを低減、よりヌケの良い描写を実現していると製品ページに掲載されています。
レンズ構成は同じでMTF曲線を比べてみてもパっと見大きな違いはないので、購入しようかどうか結構迷った標準ズームレンズだったんですよ。他にも気になっている交換レンズがあるし…。
上記の画像の構図はI型レンズだと厳しい結果になりそうですが、思った以上に逆光耐性が向上している印象。まったくアーティファクトが出現しないとは言いませんが、I型レンズの逆光耐性の低さを知っている方であれば改善具合を実感できると思います。※アーティファクト : レンズ設計的にゴーストやフレアなど人工的に発生してしまう光の現象といった感じでしょうか
2枚目は今回逆光性能試し撮りした中で一番アーティファクトが出たやつなんですけど、個人的にI型レンズと比べてここまで逆光耐性改善してくれたら、このII型レンズに買い替えても良いんじゃないかな~と…この辺は人それぞれなので断言はできませんが。店頭でタッチ&トライぐらいでは、なかなか把握できない領域かも。
日本は四季があり、その季節季節で光の強さや太陽の角度が違ってくるので1年通して使ってみないと逆光耐性の結論付けは出来ませんが、「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」撮り始めの逆光耐性は好印象です。
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