OMデジタル「OM-1」のJpeg品質 好印象

OMデジタル「OM SYSTEM OM-1」を試しながら少しずつ撮り進めているのですが、Jpeg品質が好印象。dpreviewが「OM-1」ラボ(スタジオ)画像を公開した時に " ISO低感度域のディテールは「E-M1 III」と大差ないものの、Jpegに関しては「OM-1」の描画エンジン TruePic X はより詳細なディテールをレンダリングしている " と解説しており、実際に自分で撮ってみても2000万画素でも解像感あるJpegを実現しているように感じます。

OM SYSTEM

上記のサカナの写真は「OM-1」初撮りに行った時に撮影したJpeg撮って出しの1枚。F値はF1.4開放、ISO感度はISO500で撮影しています。写真的にはあと1段か2段絞った方が良いとは思いますが、F1.4開放でこれぐらいのディテールであれば個人的に必要充分。元々RAWではなくJpegで撮る事が多いのでJpeg品質の進化は大歓迎。撮影初日でJpeg品質は、スーパーファインではなくファインで撮った1枚なんです。

水族館撮りはAF性能の優先順位が高く、水族館撮りに関して言えば、パナソニックのDFDテクノロジーベースのコントラストAFよりOMデジタルの全画素AFの方が快適。魚類は派手なサカナ別として基本的にのっぺりしており、しかも館内は暗めなのでDFDは厳しい時があるんですよ。AFターゲットは " Small " で撮影。被写体認識AFにサカナがあったらさらに快適に撮影出来そうな予感。パナライカ25mmはI型なのでII型ほどの240fps駆動ではないのですが、これ1本で撮りきりました。

「OM-1」は " コンピュテーショナル フォトグラフィ " を使用する事で可能性を高める機種と言えると思います。しかし普通にスナップしてもその恩恵を得られそうな予感。水族館撮りではあまり感じませんでしたが、ストリートスナップ時 特に晴天の日の評価測光はOM機とパナ機で違うな~と。この辺はまた別の機会があったら書いてみようかと。



OMデジタル 製品紹介 : OM SYSTEM OM-1

コメント