OMデジタル「OM-1」4K60p 動画手ブレ補正モード S-IS1とS-IS2のクロップ具合の違い

OMデジタル「OM SYSTEM OM-1」動画撮影時に2つの手ブレ補正モード「S-IS1」と「S-IS2」が用意されており、クロップ具合がどのように違うのか比較してみました。確か動画撮影時の初期設定は「S-IS1」になっていると思いますが、静止画を撮影した後に同じシーンを動画に切り替えて撮影すると思っていた以上にクロップされた感があったので個人的に客観的な比較をしてみたかったのです。

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まずは静止画で撮った1枚。この画像を基準に見ていきたいと思います。使用レンズは「M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO II」を使用し焦点距離は18mm (35mm換算 36mm) で撮影。

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動画手ブレ補正モード「S-IS1」で撮影するとこんな感じに。「S-IS1」は、センサーシフト式 (VCM) と電子式両方の補正が効いているいるので、電子式補正の分クロップされている事が確認できます。静止画撮影時 両サイドに開けておいたマージンが切れてしまっており、実際に撮影しているとクロップされている感が強い印象。

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動画手ブレ補正モード「S-IS2」で撮影するとこんな感じ。「S-IS2」はセンサーシフト式 (VCM) のみの補正なのでほぼクロップされていないように見えます。

現時点で「OM-1」は静止画中心に試し撮りを続けており、それほど動画を撮っていないのでどちらの手ブレ補正モードを中心の使っていくのか、シーンでどう使い分けるのか全然決めていません。「OM-1」動画撮影時の手ブレ補正効果は、撮っている時はすごく安定して手持ち撮り出来ているフィーリングが伝わってくるのだけれど、実際に撮影した映像をPC/Macに取り込んで確認してみると撮影時のフィーリングほど止まっていない感じがする事も…手持ち動画撮影時にどこまで手ブレ補正効果を求めるのかで評価は変わってきそうな予感。



OMデジタル 製品紹介 : OM SYSTEM OM-1

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