OMデジタル「OM-1」何気にキヤノン EOSカメラ的なところを感じる3つのポイント

 OMデジタル「OM-1」は何気にキヤノン EOSカメラ的なところ感じる領域があり3つのポイントをピックアップしてみました。「OM-1」が正式発表され約1週間が経とうしていますが、この3つのポイントはやはりキヤノンぽく感じます。


OMデジタル

軍艦部の丸みがEOSカメラを感じる

オリンパス時代のOM-Dシリーズはどちらかというと直線的なデザイン言語を採用し、特に軍艦部周りはエッジが効いた直線が印象的なマイクロフォーサーズ機でしたが、今回の「OM-1」はこれまでのOM-Dのデザイン言語を引き継ぎながらも直線と曲面をはっきり分けてきた感じでパっと見OM-Dなんだけど特に軍艦部の丸みに目が行ってしまいます。

曲面を上手くカメラボディに落とし込んでいるのがキヤノン EOSカメラではないでしょうか。「OM-1」の前面画像を初めて見た時にEOSカメラに少し寄った気がしました。1週間経ってもまだその印象は変わっていません。実機を見てタッチ&トライすれば「やっぱりOMシステムだね」と思うと思いますが。


OMデジタル

メニュー周りはキヤノンメニュー構造をベンチマーク?

オリンパス時代からメニュー周りは深くて国内外で賛否両論あったのも確か。今回OMデジタルはメニュー構造を刷新し個人的にが大ニュースなのですが、画像を見る限りキヤノンカメラのメニュー周りをベンチマークしたような感じに。メニュー周りは実際に使ってみないと使い易さは分からないのだけど、個人的に「キヤノンぽいな~」と第一印象。OMデジタル(オリンパス)機には、スーパーコンパネが採用されており個人的に凄く使い易いのも確か。基本設定を終えれば、スーパーコンパネと物理ボタンやダイヤルでサクサク使えるのが自分にとってのOMデジタル(オリンパス)機なんです。


キヤノン

マーケティング(キャッチコピー)がキヤノンぽい

去年キヤノンが市場投入したRFマウント フルサイズ機「EOS R3」のキャッチコピーが " 無双 " でかなり話題になりました。今回の「OM-1」のキャッチコピーを見てみると " 唯一無二、新しい世界へ " となっており、無双カメラと 唯一無二カメラの誕生です。この2つの言葉の意味を調べてみると…

  • 無双 … 並ぶものがないほどすぐれていること
  • 唯一無二 … ただそれ一つだけで、二つとないこと

どちらの表現が上なのか分かりませんが、ほぼほぼ同じような表現・意味合いである事が伺えます。ひょっとしたら「EOS R3」のキャッチコピーを見て今回の " 唯一無二 " を思い付いたのかも…w しかも「EOS R3」は " 新しい時代 " となっており、「OM-1」は " 新しい世界 " という表現になっています。


OMデジタルは、OM-D表記ではなく歴史ある " OM-1 " 表記で勝負を掛けてきたというか、自信を感じる機種に仕上がっていそうな印象。実際に発売されて多くのユーザーの手に渡りどのような評価を得る事になるのか注目です。オリンパスのロゴを残したのは疑問に感じますが、機会があればまた雑談記事を書いてみようと思います。





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